おゆのぶろぐ

大学生が思ったこととか頑張ってるところをぼつぼつ綴るところ

はじめての工場労働に挑んだ週。

8月も終わり、夏休みも終わりに近づいてきてどこか寂しいこの頃です。
記録として、今週あった面白いこととか楽しかったことを書いていきたいと思います。

 

工場で働いてきた。

私は普段近所の飲食店でホールスタッフをやってぼちぼちお金を手に入れていますが、普通に同じ一つのバイトを延々と繰り返していても面白くないなと思い始めたので派遣バイトに登録してみました。

割とダサめの工場服を身にまとい、ベルトコンベヤーに載せて流れてくるフェイスパウダーの内蓋を永遠にセットする仕事。途中で休憩は挟んだものの、延々とふたを載せ続けました。その数、約5000個。こんなに同じ作業を無心で長時間繰り返したのは人生初めてです。5時間くらい経つとさすがに悟りを開いた。下手に山とか行くより修行になる説ある。

工場って、ロボットを使ってほとんどが自動化されているものだと完全に思い込んでいたけれど、意外とそうでもなかった。私たちが普段使っているありとあらゆるものは、人の手が支えているんだなと実感しました。

最近、日本の工場で働く技能実習生についての論文をいくつか読んでいたのですが、工場で実際に働いたことで、彼ら彼女たちが抱えているものに対する想像力が少しばかり豊かになった気がします。やっぱり、体験してみないと分からない。技能実習生の例でいうと、外国人だからといってその立場を利用して暴力/暴言を振るうケースがあるのですが、あんな狭いところで単純作業の連続で、仕事に自分の意志が反映されにくい環境で、リーダーとの関係が悪かったら正直たまったもんじゃないなと強く思いました。

またいろんなお仕事やってみたいなと思います。

 

竜とそばかすの姫を見ました。

細田守監督によるアニメ映画です。

ryu-to-sobakasu-no-hime.jp

高知県に住む主人公の「すず」が、仮想世界SNS〈U〉で美人歌姫として注目の存在となります。突如〈U〉に登場した「竜」という謎の存在と接近し、仮想世界と現実世界を行き来しながら竜の正体に迫っていくお話です。

youtu.be

スクリーンの幅が広い映画館で見たのですが、映像が本当に鮮やかで没入感を感じさせられた作品でした。

現代のSNSに対する風刺がところどころにちりばめられていたところが一番のお気に入りポイント。「フォロワー」という、今のSNSでは数字でしか見えないところを、仮想現実として具現化するとこんなに多い人数になるんだな、とか。スポンサーを背負った「ジャスティス」が、人を傷つけていることをいとわずに”正義”という名前のついた武器を振りかざしているところとか。

TwitterInstagramが〈U〉のような仮想現実になったらどうなるんだろうな、と考えさせられました。

あと、普通に感動して泣いた。親子の絆はね、涙腺よわよわ女には刺さるんですよ………。

正直、ストーリーに対してツッコミたいところはいくつかあるんだけど、まあ総じて楽しかったです!また映画見に行きたい。

 

 

ということで、今週はこんな感じでした。

来週は夏休み最終週なので、それなりに頑張っていきたいなと思います。

では。